第十回機根塾《三重》講演会

   演題 : 『炭酸ガスはどこへ行く』 〜地球温暖化防止京都議定書の意味するもの〜

   講師 : 三好 啓治     〜三重機根塾 塾長〜

   日時 : 4月28日(日)    13:30 〜

   会場 : ひもろぎ苑
 今回は、少々アカデミックな講演となりました。
 「近年、大きな問題となっている"地球温暖化"、このままだと今世紀中には、2℃上昇してしまう危険性をはらんでいます。2℃上昇すると海面が2m上昇し、バングラデシュは水没してしまうそうです。」
 と言われても実感ないかもしれませんが、無関心ではいられません。日本は京都温暖化会議の議長国で、自らCO2排出量削減の先頭を切って行こうとしています。
 お陰で(?)、排ガス規制に引っかかった現行スカイラインGT-R・RX−7・スープラは生産終了しました。排ガス規制に引っかかったディーゼル車に至っては廃車に追い込まれる見込みです。否が応にも、温暖化を意識せざるを得ない状況になってきました。
 炭酸ガスすなわちCO2の量は、1800年代の産業革命以来急激に上昇するようになりました。というのも、30億年前の生物(特に植物)誕生以来、地球上の炭酸ガスは減少傾向にあったのが、産業革命以降の石炭・石油の過剰燃焼によりCO2の急増を招いています。
 自然界は、CO2を吸収するシステムにより、生物が生存できる環境を調えてきました。
 水中では海の珊瑚や貝などに、地中では石油・石炭の中に、陸上では植物の炭水化物にCO2を含ませることによりCO2の量を制御できていました。しかし、人間のご都合主義によりこのバランスが崩壊してしまい、生物全体の存亡に大きく悪影響を与えています。
 私たち人間は、地球に迷惑をかけて生きている。このことを忘れず、歩んでいく事の大切さを改めて考えさせられました。
                                             (青樹)