若い方々の誘いに躊躇することなく参加させて頂きました。毎回の事ですが、愛松さんにお邪魔できると思ったその瞬間から私は、年甲斐もなく楽しみが一つ増えた思いで、その日を待っておりました。
当日はお天気にも恵まれ学園祭は盛大に行なわれました。焼き鳥・みたらし団子・ポップコーン・綿菓子等々。それぞれの役割分担も決まり作業に就きました。
 私は、みたらし団子の担当です。それこそ、この歳になって初めての経験です。私に出来るかな?ちょっと心配・・・(町の色々なイベントでこの様な光景は、数知れない位目にしてきましたが)それがなぜか不思議な事にみたらし屋さんになれるものです。
 『並んで下さい』『ちょっとお待ち下さい』『有難うございました』
 何時の間にかすっかりみたらし屋さんです。
 それに時々、手話を使って話が出来る。手話を習い始めて四年目です。まだまだ下手ですが、気持ちを込めて手話表現。ろう者に通じ会話が出来た時は本当にうれしい。
 参加も三回目になり顔見知りになった子供さんが『今日は家の人が来てないの』『お父さんは東京で仕事があり、お母さんは今病気なの』と手話を使って話してくれましたが、この子供さんの顔からは「悲しみ」とか「寂しさ」が、感じられない。
 お友達と明るく笑顔で話して大きいお兄さんや、お姉さんも小さい子供達の面倒見も良く、又、小さい子供達も良く懐いている。
 『いい学園だな!』こんな可愛い元気な子供さん達の笑顔に、一回でも多く会いたいと強く感じております。又、いつの日か是非参加させて下さい。

                                                              (高山 美智子)